不安定な感情​　気分のムラ

 

どうにも気持ちがコントロールできず、一人で泣いてしまう、他人にあたってしまう、自分の体を傷つけてしまう。

いやな記憶が繰り返しよみがえってきて、そのたびに何もできなくなる。

 

感情のムラには向精神薬が一定の効果があります。

薬だけではなく、一日のうちでどういうときに感情的になるのか、どういう思考パターンでいけない行動に走ってしまうのかなどを認知療法的に冷静に見つめる必要があります。

 

他の病気が隠れているかもしれません

 

情緒障害の患者さんの中には、パニック障害、人に対してひどく緊張してしまう社交不安症、見られていることが常に怖い視線恐怖、双極性障害(躁うつ病)などの精神疾患が併存している可能性があります。

思い当たる方は早い目に心療内科、精神科を受診してください。