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精神科 心療内科
大嶋医院
うつ病について
以下の症状が5つ以上2週間以上続いている場合、
うつ病の可能性があります。
1.悲しく憂うつな気分が一日中続く
2.これまで好きだったことに興味がわかない、何をしても楽しくない
3.食欲が減る、あるいは増す
4.眠れない、あるいは寝すぎる
5.イライラする、怒りっぽくなる
6.疲れやすく、何もやる気になれない
7.自分に価値がないように思える
8.集中力がなくなる、物事が決断できない
9.死にたい、消えてしまいたい、いなければよかったと思う
うつ病は生涯有病率が11%といわれ、とてもありふれた病気です。
脳神経の不調が原因なのですが、いわゆる「さぼり」「甘え」とと
らえて受診が遅れることで退職、不登校、引きこもりなどにつなが
り、大きな損失を生むことが多いです。
当てはまる方は早い目の受診をお勧めします。
うつ病の治療
抗うつ薬が処方されることが多いです。抗うつ薬は効果が表れるの
に1~数週間かかることが多く、じっくりとした治療が必要です。
うつ病は心が疲れている状態なのでお薬だけでなく休養も必要に
なります。
場合によっては仕事を休む、家事負担を減らすなどの対処が必要に
なります
繰り返すうつ病
いったん治った後に何度も悪化をくりかえすうつ病の場合、薬物療法、
休養以外に、何が原因で毎回悪くなるのかを考える必要があります。
例えば家庭や職場など環境に問題がある、考えかた(認知)に問題があ
る、ほかの精神疾患(気分変調症、双極性障害、不安障害など)の併存
などが考えられます。
最近では対人場面で緊張が強すぎるために動悸などの不安症状が出て
くる社交不安症が原因でうつ病を繰り返す患者が増えています。
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